今年最後のおはなし会を11月16日(土)に、紀伊國屋書店・新宿本店で行いました。
児童書売り場にはクリスマスの絵本が並びはじめる頃です。
私たちも子どもたちへのプレゼント☆という気持ちをこめて、
各回の4冊目にクリスマス絵本を選んでみました。
<14時の回>
りんごがドスーン (文研出版)
イガイガ (福音館)
森のみずなら (福音館)
ねんにいちどのおきゃくさま(文溪堂)
<15時の回>
とうだい (福音館)
どうぞのいす (ひさかたチャイルド)
ヨクネルとひな (ブロンズ新社)
サンタのいちねん (ひさかたチャイルド)
1冊目の『りんごがドスーン』は、大きな大きなりんごとそれを食べるたくさんの動物が登場するお話です。
続いて2冊目は、同じく秋の美味しい食べ物・・・そう! イガイガに包まれているものですね。
最後の焼き栗の美味しそうなこと!
クイズでは、りんごを食べにやってきた動物を当ててもらいました。みんな元気!
『森のみずなら』は、絵がとても美しく、絵本の世界に引き込まれます。
子どもたちも絵の中からいろいろなものを発見していました。
『ねんにいちどのおきゃくさま』は、オコジョのタッチィが“たのしい日”のためにがんばるお話。
こんな風にリラックスして聞いてくれるのは、じつはうれしいのです。

15時の回は、私たちが楽しんでしまいました。
おとなになっても絵本を読んでもらうことはわくわくします。
声にじっと耳を傾け、絵本の世界に入っていけるからです。
クイズも楽しかった!
1冊目に読んだ『とうだい』にヒントを得て、中に何の絵がかくれているか当てるクイズと、
2冊目の『どうぞのいす』からのクイズです。
3冊目の『ヨクネルとひな』、酒井駒子さんの描くこどもの仕草と、子猫のやわらかさに見入りました。
最後は、絵本好きのお母さんと小さな女の子が「あ、おはなし会やってる」と参加してくれました。
読んだ絵本は『サンタのいちねん』。
前から読むと、サンタさんの一年。後ろから読むとトナカイの一年のお話になっているんです。
どんな風に一年を過ごしているのか、とても楽しい絵本で、クリスマスが待ち遠しくなりました。
紀伊國屋書店・新宿本店では、これから耐震工事が始まるため、おはなし会はしばらくお休みになります。
来年の7月に再開予定です。
その間は、二子玉川の紀伊國屋書店で行いますので、ご都合があえばぜひお出かけ下さい。
次回は、2020年2月22日(土) 14時〜 15時〜 です。
風邪をひかないように暖かくしてお過ごし下さいね。
寒い日は絵本をかこんで、幸せなひとときを!
ヒロセカオル