2009年09月12日

紅茶が似合うキャラクターを描いてみよう!

はじめまして!

今回担当します絵本創作コースゼミナールの
たかなみと申します。
私は普段描いている絵について、
メイキング記事を書かせていただきます。
少しの間お付き合い下さいませ。

takanami5.jpg



その1〜さて何を描こうかな
    キャラクターの設定


そろそろ涼しくなってきて、
あたたかい紅茶が美味しい季節到来!
ではテーマは「紅茶が似合うキャラクターを描いてみよう!」


まずはウサギが主人公のキャラクターすることにしました。
思いついたものから紙に描いていきます。

この時、ちょっとどう描いていいかわからないところは、
資料となるものを探してみます。
紅茶についても調べていたら…「紅茶の消費量が一番多い国、
現在はイギリスではなくアイルランドがトップである」
こんな雑学も面白いです。


takanami1.jpg

ウサギと奥さんです。
設定を考えながらいろいろ描いている時が一番楽しいです。


こんなことを考えながら描いてますぴかぴか(新しい)

旦那さんの名前はダージリンさん。奥さんはハニィさん。
年齢は25歳ぐらい。
ダージリンさんが親から引き継いだ紅茶屋さんに
バイトとして入ってきたハニィさんと結婚。
まだ新婚さんです。
紅茶屋は紅茶の種類が豊富で、
手作りのクッキーやスコーンとかも売ってる。
ダージリンさんは普段は真面目でとっつきにくいけれど、
ハニィさんの前ではデレデレ。夕食後のハニィさんと一緒に飲む
紅茶が一番だと考えています。
ハニィさんは丁寧に喋るほわほわした奥様です。
お菓子やジャム作りが好き

などなど…。
長くなってしまうのでこの辺で…。



その2〜下描き

下図を描いて、ペン入れをしていきます。
コピー用紙に耐水性の黒いペンで描いていきます。

takanami2.jpg


その3〜コピックマーカーで着彩

コピックマーカーで色を入れていきます。
この時は豪快に描きます。

takanami3.jpg

はみ出しても滲んでもまだらになっても気にしません。
後で修正すればいい!ぐらいの気持ちで描いた方が
良い絵になるようです。


その4〜色鉛筆で着彩

色鉛筆で明るい部分と暗い部分を作っていきます。
はみ出したり滲んだりまだらになっていたコピックマーカーの
部分も、修正しつつ色を乗せて…、綺麗に見えるようにします。
瞳などハイライト部分には白いペンや修正液を加えます。

takanami4.jpg



その5〜仕上げて完成!

全体的に濃くなってしまいました。
紅茶に似合うがテーマなので、やわらかい感じにしたかったのに、
少し調子に乗って色を乗せすぎました…。

そんな失敗もパソコンに取り込んで、
色を淡く調整して解決です。

紅茶のパッケージを想定して、
封筒をデザインして印刷しました。

takanami5.jpg


キャラクターを作っていくこと


最初は漠然と考えていたことが
色々と設定などを考えているうちに、
ガサガサのシャープペンシルの線も形がはっきりして
色もついて、キャラクターになっていきます。

例えば一匹の猫を描いたとして、
実はこの猫は魔法使いで・・・とか、
好物は魚じゃなくてラーメンで!とか、
色々その子(猫)について考えていると、
次第に愛着が湧いてきて好きになってきます。


画材も一つではなく別の画材を合わせてみると
面白い効果が得られます。

みなさんの机の引き出しの中や
教科書の目次の隅っこや
ノートの一番最後のページなどに
面白くて可愛らしいキャラクターの元になる誰かが
潜んでいるかもしれません…。
もし見つけたら、
こんなふうにキャラクターに育ててみるのは
いかがでしょうか…?


takanami


そんなアレコレが作れる
絵本ワークショップあります
「絵本学科体験入学講座」↓
https://www.ndc.ac.jp/experience/



posted by 絵本学科@日本デザイン専門学校 at 11:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 絵本をつくる
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