卒業制作や進級制作などを学科ごとに展示します。これまでの成果を作品に結晶させ、見てもらう機会です。
絵本学科では、土曜日に公開講評会を行いました。主任と担任が一人ずつの作品にコメントをしていきます。
アイデアから絵コンテまでの長い苦しみや喜び、下図から本制作になるときのプレッシャー、プリントするときの失敗や成功、出来上がったときの喜びなどなどが思い出されます。
教職員らもクエリエーターなので、作品をつくるみんなの産みの苦しみや喜びがよくわかります。
3年の山田由紀子さんは、つくった絵本に合わせて、展示用にケーキを手作り!
食べられません。帽子のようにかぶれます。
また、うれしい小さな訪問もありました。4年生が毎月、紀伊国屋新宿南店で行っている「おはなし会」に来てくれている、兄弟がお父さんと一緒に遊びにきてくれました。
二人してお絵かきスペースで遊んだり、
顔ハメパネルで遊んだり、アートフリーマーケットにも来てくれましたよ。

学校の中だけではなく、自分の作品や展示がどのように人に社会に伝わっていくのか、学校展ではそれを感じることができます。在学中にイベントの出展をすることの多い絵本学科の学生は、誰かに見せたときに自分の作品がどう受け入れられるか、いろいろな場所や人に出会いスキルを積んで行きます。
motouchi